
📚読者
@reader
2026年6月10日
人間たちの話
柞刈湯葉
読み終わった
月末にある読書会のテーマ本
科学的な思考実験を題材にした短編集。特に『No Reaction』や表題作『人間たちの話』は、「そんな発想があったか」と思わせるテーマ設定が面白かった。
一方で、読んでいる最中は「この設定ならもっと奇抜な展開にもできそうだな」と感じる場面もあった。ただ、それは作者の志向とは少し違うのだろうな〜
不思議な前提を置きながらも、その後の物語は現実の延長線上にあるものとして丁寧に組み立てられていくタイプなんだと思う
研究者が仮説を立て、検証しながら結論へ向かう論文を読んでいるような感覚
派手な飛躍よりも、「もし本当にこうなったら」を誠実に追いかけるスタイル