kinako.bookshelf "" 2026年6月10日

鮨
岡本かの子
湊少年の食べる行為への紆余曲折、気持ちの起伏が面白い。 母が差し出す手を、“薔薇いろの掌”と繰り返し言うところに愛を感じた。 今はあまり見かけない情景や、日本語の表現を美しく思う。 二人で佇む病院の焼跡に、藤棚やらつつじ、シュロの木、竜の髭、カエルの鳴き声。
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