鮨

11件の記録
kinako.bookshelf@kinako_bookshelf2026年6月10日読み終わった湊少年の食べる行為への紆余曲折、気持ちの起伏が面白い。 母が差し出す手を、“薔薇いろの掌”と繰り返し言うところに愛を感じた。 今はあまり見かけない情景や、日本語の表現を美しく思う。 二人で佇む病院の焼跡に、藤棚やらつつじ、シュロの木、竜の髭、カエルの鳴き声。
Anna福@reads--2503092026年4月27日読み終わったとても良かった。 福ずしでは、塩さんまの押し鮨のように手間はかかるが値が取れず常連だけに出される味があり、そんな店の日常が生き生きと描かれる。 だが最も心に残ったのは、常連客中年紳士湊の語る思い出。 拒食に苦しむ幼い湊のために、母が新しい道具を揃え手品師のように鮨を握って食べさせる場面。おどけながら子を励まそうとする姿に強い愛情と温もりを感じた。 看板娘である女学生ともよの心情も秀逸で、短いながらとても心に残る作品だ。 自分の寿司屋の思い出が引き出される。鹿児島では、〆は玉子じゃなく穴子なのにはびっくりしたよ…




たは@taha2026年2月12日読み終わった鮨を題材にこんな話が書けるのか 食べ物をテーマにした小説は最近多いけど、90年前にもこんな素敵な小説が書かれているのはもっと知られるべき 短いので1時間もかからずに読める





