
エピローグ
@yuki-books-
2026年6月10日

推し、燃ゆ (河出文庫)
宇佐見りん
読み終わった
感想
@ カフェ
主人公は推しを生き甲斐としていた。
友達や家族との会話は推しの話ばかり、推しの事ばかりを考えているので勉強は身が入らず、アルバイトにも集中できない。
推しに変化があればアルバイトや学校を休み、それでも周囲から許される。
推しを追いかける事だけで、自分の生きづらさから逃避していたようにも見受けられた。
そんな生活の中で推しが炎上してしまったら...
推しに限らず、誰かを心の支えにすることは前向きに捉えらえがちだが、果たしてそうだろうか。
"あなたが居るから頑張れる" と
"あなたが居ないと頑張れない" では全く意味合いが異なる。
誰かを生き甲斐にするということは
苦痛の緩和、所謂『依存』の始まりともいえる。
一方、自分で自分を支配するにはとんでもない労力が必要となるのだ。
だから皆、他者を生き甲斐として生きていくのだと思う。
...........
『推しは脊骨。這いつくばりながら、これがあたしの生きる姿勢だと思う。』



