
mandju
@manjukichi
2026年6月10日
革命前夜
須賀しのぶ
買った
読み終わった
面白かったー!
買ったのは何年か前だったのだけれど、重い内容だろうと思ってなかなか手が出なかった。
もっと早く読めば良かった…。
東ドイツへピアノ留学する日本人青年が、そこで出会う人々との生活や人生、様々な事柄に対する覚悟を問われながら成長する物語。
なわけだけれど、一人一人の人生の重さを思うと現代日本人のなんたる薄っぺらいことよ…と自らを振り替えさせられる。
物語の中で逃げずに少しずつ強く逞しくなっていく柊史は好ましく、彼を取り巻く人々の魅力や、背景、謎に夢中になる。
最後のページでは、目がまんまるの前のめり。
そうくるか!そうくるのか、たまらん!
そして時間を置くと、また彼らそれぞれの人生に思いを馳せてしまう。致し方なかったとしか言いようがないよなぁ、と。
作者さんはもう少し書く予定だった、とおっしゃっていたそうで、それはそれで読んでみたかった。
でもこの終わり方が痺れるんだよね、とも思う。
いやー、面白かったー。