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mandju
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@manjukichi
すんごいゆっくり読んでます。 積読だらけなので、こういうアプリ助かります。
  • 2026年8月24日
    発現
    発現
  • 2026年7月26日
    渦 妹背山婦女庭訓 魂結び (文春文庫)
    主人公半二が作品を生み出す苦悩と喜び、みたいなものが描かれてるのかと思いきや、前半はそこまででもなかった。 ダメ出しばかりの中、制作に対するあれこれというのは描かれておらず、ある日突然採用された、といった様子なのに正直拍子抜け。 とはいえ、町の様子や人間関係は丁寧に描かれていてそこは読みやすく面白い。 特に町の演劇に対する活気のような賑やかさはとても魅力的に感じた。 期待していた展開は中盤以降。 父母、兄の元許嫁お末、そして仲間たちとの関係を半二が深く掘り下げ、作品へと消化していくところからおもしろみが増してくる。 そうそう、こういうのが読みたかった!やったー!と思いながら読んだ。 しかしながら、江戸時代で既に人形浄瑠璃の衰退を危惧するなんて。よくそこから現代まで続いたなぁ。関わっている全ての人たちに感謝しかない。 自分は歌舞伎より文楽が好きなので、この作品が高校生直木賞を受賞したことはとても嬉しい。多くの若者に文楽の魅力を知ってほしい。 そして、これを読んだ今、妹背山婦女庭訓を改めて観てみたい。観たいみたい!
  • 2026年7月26日
    バルザックと小さな中国のお針子
    バルザックと小さな中国のお針子
    お恥ずかしながら、文革のことはうっすらと、天安門もあの映像をほんの少々。学ぼうとしたことも少しは知ろうとしたこともない。 この作品を読んだことで勉強として知ってる人とは別の角度で学べたように思う。 十年間、二十歳ならば三十歳まで。 一人一人で考えたら数年とは言え、あんな生活、数日だっていやだ。 特殊な環境の中、彼らは生きていく。 そして、どんな環境でも彼らは若者で、無茶をしたりはしゃいだりできるのが唯一の救いのようにも思う。 バルザックは「ゴリオ爺さん」しか読んだことないのだけれど、最初から登場人物が多くて混乱し、何度も読み直した。結局相関図的なメモを取りながら読み進めて、後半は夢中になったものの、なかなか難しい作品なのではなかろうか。 読書経験乏しい少女が、それについていけたことが、ずっと気になりつつ読んでいたところもある。 楽しい解説付きの読み聞かせならいけるのかなぁ。 おしむらくは、少女、小裁縫が変わっていく様子がもっと描写されてて欲しかったなぁとは思う。 僕との距離感ももっと描かれて、なんて小悪魔なんだ!それなのに恋人じゃないなんて!みたいな場面、青春小説的な雰囲気がもっとあっても良かったような。 映画を観ればいいのかな。 しかし、都会に出て彼女がうまくいくとはとても思えない。 そして、彼女を失った二人はその後どうしていくのかも心配。村で二番目に可愛い子と仲良くなるのかな。 この過酷な生活を踏まえて今の中国があるのだと考えれば、強く逞しくしたたかになるのも頷ける。
  • 2026年6月10日
    革命前夜
    革命前夜
    面白かったー! 買ったのは何年か前だったのだけれど、重い内容だろうと思ってなかなか手が出なかった。 もっと早く読めば良かった…。 東ドイツへピアノ留学する日本人青年が、そこで出会う人々との生活や人生、様々な事柄に対する覚悟を問われながら成長する物語。 なわけだけれど、一人一人の人生の重さを思うと現代日本人のなんたる薄っぺらいことよ…と自らを振り替えさせられる。 物語の中で逃げずに少しずつ強く逞しくなっていく柊史は好ましく、彼を取り巻く人々の魅力や、背景、謎に夢中になる。 最後のページでは、目がまんまるの前のめり。 そうくるか!そうくるのか、たまらん! そして時間を置くと、また彼らそれぞれの人生に思いを馳せてしまう。致し方なかったとしか言いようがないよなぁ、と。 作者さんはもう少し書く予定だった、とおっしゃっていたそうで、それはそれで読んでみたかった。 でもこの終わり方が痺れるんだよね、とも思う。 いやー、面白かったー。
  • 2026年6月10日
  • 2026年6月10日
    これは王国のかぎ
    上田ひろみという15歳の女の子の冒険譚。 好きな男の子が自分の親友と両思いになってしまい、泣き腫らしていたはずなのに、気づいたら魔法のランプの精みたいになってしまって、アラブの世界らしき場所で活躍する…今でいう転生ものみたいな設定。 最初に出会ったイケメンな家出少年は王子様で、一緒に旅していたのにはぐれてしまい、次に出会うのは助けずにはおられない頼りない綺麗な少年。 10代でこれを読んだらもっともっと楽しめたかもしれない。 彼女はドナルドダックのぬいぐるみ(両思いになった同級生たちがデートで買ってきてくれたお土産)のせいでこんな世界に!と嘆いていたけれど、本当のところはどうなんだろう。 主人公のひろみこと「ジャニ」の新たな生の受け入れ方が気持ちいい。 不思議なのが、魔法でなんでもできるはずなのに、彼女の考え方はきちんとしていて、こちらがハッとさせられることもある。それがどこか気持ち良い。 最後までとても楽しかったのと、今の生活を前向きに捉えることもできるような物語。 自分もこんな冒険してみたかった!
  • 2026年5月22日
    望月の烏
    望月の烏
    今一番楽しみな物語。 今回は金烏凪彦がしっかり描かれていて驚いた。パパに近い子なんだと勝手に思っていたので…いい子。 でも、いい子に育ったのは偶然なのか、雪也の計算なのか愛情なのか…紫苑の宮についても同様で。これは彼女の本当の姿なのだろうか、と幼い頃を思ってしまう。 どこをどう受け取ればいいのか、本から離れた時間も色々と考えてしまう。四家の姫たちも頑張っている様子が一冊目を思い出させられつつも今までの様々なことも思うので、素直にワクワクするともいかない。 大紫の御前となったあせびも相変わらずおっかない。 やらかした鶴が音も大人しくなると思えないし、今回描かれていない長束サイドの人々も動くだろうし、はじめ達の時系列にまた入っていきそうな気配も感じる。 雪也はきっと自分の最期まで考えているだろうけれど、それは決して自分が幸せになることではないだろうから…重い。 そう思いながら読むせいか若者たちの物語なのにどこか重苦しく感じる。 たくさん気になるけれど、文庫派で次が出るまでは情報を一切入れたくないので、ただ待つのみ! 兎にも角にも雪也がこれ以上不幸にならなければいいなぁ、と阿部先生に祈るばかり…。
  • 2026年4月1日
    一次元の挿し木 (宝島社文庫)
    たまには自分が選ばないものを読んでみようと読書アカウントを作ってる方のおススメを読んでみた。 二百年前の人骨と失踪した妹のDNAが一致するところから始まるミステリー。 新人さんということで、今後に期待なのかな。 設定とかとてもよいのだけれど、ちょっと都合が良すぎるかな、と感じてしまった。 最も危険な敵である牛尾についても掘り下げがあまりなく、力だけあるただの怪物みたいになってしまったのも勿体ない。 この設定ならもっと枚数使ってどっぷり浸るような展開が欲しかった。
  • 2025年8月10日
    百年の孤独
    百年の孤独
    池澤夏樹さんのガイドを先に用意できてたらもっと読みやすかったと後悔(検索かけるとプリントアウトできるものがすぐ出てきた)。 よくあるエンタメ的な展開とか、起承転結とかを期待して読むと挫折するだろうな…淡々と奇想天外な事柄が起こりつつ世代交代していく物語…かと思えば、交代なんかしてなかった、とかで。 このアウレリャノは、アルカディオは、そしてレメディオスは誰の子だっけ?と頁を戻りつつ、ゆっくり読み進め、ラストで「はぁ?!」と裏切られた気持ちにもなるけれど、改めて予言や一家のことを振り返りながら最後のアウレリャノの人生と、今まさに羊皮紙を読み耽っている姿を思うと、どっしりとブエンディア一族の存在を感じる…ような…。 最初のレメディオスが元気なままだったら、一家はもっと幸せだったのかなぁ。一族の子じゃないからはじかれたのだろうか…だろうか… 一人一人の人生を思うと、ほんと愛嬌あって、救ってあげたくなる人たちばかりで… 読んでる時はそこまで思ってなかったのだけれど、反芻すると色々浮かび上がってくる。 もう一回読むと違うんだろうな、と思いつつ、またあの世界に長らく浸かるのか、と思うとこれまた勇気のある話…どうしようか… 本当にネトフリで映像化するのかなぁ。 やるならちゃんとお金と時間をかけていただきたい。 素養のない私にもそう思わせてくれる作品ではあるということ。 族長の秋…読むべきか…。
    百年の孤独
  • 2025年5月6日
    白鳥異伝上 〈新装版〉
  • 2025年5月3日
    白鳥異伝下 〈新装版〉
  • 2025年3月22日
    空色勾玉 〈新装版〉
    読書中。 電車で読んでいて、すぐ眠くなるので全然捗らない。でも面白い。 読了。 中盤くらいから続きが気になってたまらなかった。 日本神話を理解していると分かりやすかったのかな。でも鳥彦的なキャラクターとかいたかな? 疎いので素直な気持ちで臨む。 狭也の恋の相手が鳥彦でもなく、月代でもなく、科戸でもなく、稚羽矢とはー。 でも、そうか、狭也は光に惹かれちゃうんだものね。刀と鞘ってことなのね…二人が抱き合う場面は絵画的で美しかった。 月代の恋は叶うのかしら、と最後まで気になった。神様だから兄弟でも結ばれるかもしれない。照日と一緒にいて幸せになれるといいのだけれど。 本編終わって、気軽に読み始めた中沢新一さんの解説が秀逸でやられる。 なるほど、なるほど、と読み、本編をもう一周したくなった。
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