704h "江戸川乱歩傑作選" 2026年6月10日

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2026年6月10日
江戸川乱歩傑作選
江戸川乱歩の短編集。『二銭銅貨』『ニ癈人』『D坂の殺人事件』まで読んだ。 日本の本格推理小説とホラー小説の草分け。名前は有名だが読んだ人は少ないのでは。かく言う私も読んだことがなかったが、宮崎駿が表紙と口絵を描いている『幽霊塔』の単行本を数行読んで、何かビビッときた。 ビビッときたなら、そのまま読めば良いのだけれど(好きな物も最後に食べる)、先に短編を読んで乱歩に慣れておこうと思い、新潮社の短編集二冊を買った。新仮名遣づかい、新字体は読みやすい。というかそもそも読みやすい文章だ。難しい心理や情景描写もないし、テンポも良くて娯楽小説のお手本なのだと今更ながら関心。ファンが多いのも納得。 純然たるエンターテイメントをしているが、日本の小説らしく湿度を感じるのがまた良い。読んだ話はどれも推理小説なのでホラーも楽しみ。
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