みさき "神様の暇つぶし" 2026年6月10日

みさき
みさき
@3sk_210
2026年6月10日
神様の暇つぶし
余韻がすごい。色んな読書家さん達がよくおすすめしていたけどこれは理由がわかるわ...と思った。千早茜先生は大体の作品が綺麗で高潔なイメージがあったけどこの作品は、描写が生々しくて、良い意味で裏切られた。多分好き嫌いが明確に分かれる題材の物語だと思う。私はこの本が本当に好きだったけれど描写の生々しさとあまりの空気の重さにずっと吐き気を覚えながら読んでいた。 主人公の藤子は私とは似ても似つかないような雰囲気だったので主人公への感情移入まではしなかったけど、もし移入してしまっていたら、重すぎて本当に吐いてしまっていただろうなとも思う。そして、感情移入していなくとも里見の言葉にすごく救われた。千早先生の描く男性はいつも私を救う言葉をかけてくれる。 読む前にReadsで少し感想を眺めていた時、夏に読むべきだった。と言っている人がいた。だから今読んだ。多分それで良かった。
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