トラ "単純な脳、複雑な「私」" 2026年6月11日

トラ
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@Toreads1234
2026年6月11日
単純な脳、複雑な「私」
脳科学者の、高校での特別講義。一部難しいところもあったけど、わかりやすく面白い。脳に関する蘊蓄がたくさん。脳の仕組みの精緻さといい加減さを感じられる。自分の理解とズレがあるところがかなりあって、これこそ読書(知識の獲得)の醍醐味。 HPでアニメーション公開していたり、パラパラ漫画が仕込まれていたり、ギミックも凝っていていい。 脳は騙せる。騙せないところもある。騙せば一時的には上手くいくけど、あまりに乖離が酷いと心身のバランスを崩してしまうこともあると思う。この匙加減は難しそう。 自己組織化とか創発とかが理解しきれなかったから、また読む。 「とくに実験科学が証明できることは、『相関関係』だけだということです。因果関係は絶対に証明できません。(中略) つまり脳がそう解釈しているだけ。因果とは脳の錯覚な訳です。」(p.28-29) 「全体をひとまとめに認識するやり方のことを『ゲシュタルト群化原理』と呼びます。」(p.43) 「もう一歩踏み込んで言えば、『正しい』というのは、『それが自分にとって心地いい』かどうかなんだよね。その方が精神的には安定するから、それを無意識に求めちゃう。つまり、『好き』か『嫌い』かだ。自分が心地よく感じて好感を覚えるものに対して、僕らは『正しい』と判断しやすい。」(p.130)
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