
ジクロロ
@jirowcrew
2026年6月11日
内的体験
ジョルジュ・バタイユ,
江澤健一郎
読んでる
私が人間の可能性の果てまで進んで最後の努力をするなら、隠れた臆病さのせいで途中で立ち止まった人々を、私は夜のなかに投げ捨てるのである。
(p.394)
「人間の可能性の果て」に何が待っているのか、おそらくわかっているはずなのに、そこに突っ込んでいくバタイユの狂気というか天才。
バタイユの前に読者は皆臆病であり、夜のなかに置き去りにされる。
かといってバタイユが光であるわけでもない。
このどうしようもなさに人間はただの形容詞。
