
和月
@wanotsuki
2026年6月9日
三十路の逆立ち
くどうれいん
読み終わった
湯気を食べるに引き続き、今年2冊目のくどうれいんさんのエッセイ。今回は食べ物縛りではなかったものの、やはり読みやすい文章でするする読めた。
文章の中の著者の家族や友人が、素敵だなーいいなー!と素直に思える為人の人物ばかり。でもきっと、くどうれいんさんの愛に満ちた眼差しを通して言語化されてこそ、総じて登場する人達に好感が持てるのだと思う。
私も、私の周囲の大切な人たちをそういうあたたかく優しい表現で言い表せる人間になりたい。
読んだ後に、一緒にお昼ご飯を食べていた人達がドラム式洗濯機を絶賛して布教しており、さっき読んだ!と思わず笑ってしまった。
日常にある話題をユーモアたっぷりに言葉にしてくれているから、詩的な表現を用いる歌人としてのくどうさんと出会う割合と、歳の近い友達のような存在として出会う割合が半々くらい。
そのさじ加減がこのエッセイの魅力だと思う。





