
青甲羅
@ao_coke
2026年6月11日
移動と階級
伊藤将人
読み終わった
私は割と移動を良いものとする立場に居て、多分それは親の車がなければ本屋にも行けなかった幼少期の気持ちを反映した、かつ現代の新自由主義的な価値にも影響を受けた立場なんだろう。私の中で交差する属性を、移動という視点から見つめる助けになった読書だったと思う。
田舎から出て、東京で一人暮らしをして、出身地ではない場所も含めて地方移住を目論む自分。その自分の職業選択を含めた特権性とか、それでも単身者女性は地方移住の支援の対象になりづらい現実とか、その移住先に実家へ駆けつける交通の便を勘案しないでいられないこととか、まじで分かち難い全ての私の現実よ。
その上でやはり、全ての人が自由に安全に出歩ける世界になってほしいと心から思っているのだが、それに伴う環境負荷については、正直意識から抜けていた。
