
青甲羅
@ao_coke
積んでいる本がたくさん
- 2025年11月22日
あなたが政治について語る時平野啓一郎気になる - 2025年11月19日
友達じゃないかもしれないひらりさ,上坂あゆ美読み終わったとんでもないパワーで行われるキャッチボールが羨ましいとも思うし、こんなにがっつり他者の言葉に向き合うなんて私にはできっこない!とも思った。 とんでもない球を投げているんだけど、お互いにフェアなコミュニケーションになるように、端々で力関係を気にしているように見える。すごい、それって両立するんだ。当然お二人の関係性ありきだろうな、とは思うけれど。 二人の言葉にそれぞれ分かるところも分からないところもあって、だからこそ、二人ともすごく人間だな〜って思ったりする。側から見ているとお二人の分析、掘り下げ、それに伴う葛藤や矛盾は、怪物でもAIでもなくて人間ってかんじだ。己の価値観に葛藤しながら生きるのって、とても素晴らしいと思うから。 - 2025年11月15日
世界の適切な保存永井玲衣気になる - 2025年11月9日
ネット右翼になった父鈴木大介読み終わった友人のSNSでの投稿にもやもやすることがあって、何かのヒントにならないかと思って読んだ。 相手を自分と分かり合えない存在だとカテゴライズしてその人個人を見失ってしまうことは、自分にも当てはまる。一つのワードを聞いてパッとシャッターを閉めてしまうようなことは、正直なところよくある。 自分が作ってしまった分断に気づいて向き合うにあたって、筆者は相当なエネルギーを使ったことと思う。見習いたいと思う一方で、相手にそこまでのエネルギーを使うことが私にはできるのかな、と思ったりもする。 - 2025年11月3日
国宝 下 花道篇吉田修一読み終わった映画で見るよりも、喜久雄が人間っぽくて良かった。 舞台に魅入られて呪われている人である一方、そのために何でもかんでも捨てていったわけでもなくて、彼なりに周りの人間を大切にしたりしていたし、彼の周りの人たちもそれを理解しているように思った。 誰の手にも届いていないものをずっと求めるような人生だけど、映画で見たよりも幸福そうな印象だった。 「彼の俳優としてのキャリアと彼の周りで起こった不幸を並列して、さも関係があるように語るのはどうなの?」という自己批判っぽい視点もちらっと書かれているのも、良かったと思う。 血縁だなんだ襲名だなんだって、人間が作った呪い、人が作った慣習なのに、それらと遺伝性の病気を重ねるのってどうなの?とは少なからず思っていたので。 - 2025年10月23日
国宝 上 青春篇吉田修一読み終わった映画を見ていた時は「結局芸術の追求には犠牲が必要なのか……」と思っていたが、原作で喜久雄の半生を読むと、彼も好き好んで犠牲にしてきたわけではないのだと思う。そして思った以上に悪意ある理不尽に晒されていてつらい。 - 2025年10月12日
- 2025年10月6日
女の国会新川帆立読み終わったTBSのPodcast「セイジドウラク」での紹介を聞いて、読んでみました。 すごく面白かったし、ハイキャリア女性が背負わざるを得ないものの数々にしんどくなった。一方で、「良き上司」「良きメンター」的な人が登場人分のそばにいることには救われた。 しっかりミステリしてるのも良い。
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