レッチリ "こころ" 2026年6月11日

こころ
こころ
夏目漱石
中学の頃読んだ時は「難しいな、読みづらいな」と思っていたが、今回読んでみるとすらすら読める。自分の中のこころ=難解という方程式がページをめくるごとに崩されていく。あまりにも文章が上手で、人間の心の機微をここまでうまく描写できるのかと驚いた。 Kと先生は2人とも自分や周囲に対して誠実であろうとしすぎるがあまり、些細な嘘や欺瞞を見過ごすことができなかった。Kが奥さんから先生とお嬢さんが結婚することを聞いた時、微笑みながら「おめでとうございます」と返したシーンは涙が出そうになった。 間違いなく日本文学の金字塔。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved