
よむひとり
@yomu_0906
2026年6月11日
死にがいを求めて生きているの
朝井リョウ
読み終わった
対立、比較、競争を排除された平成時代の生きづらさ。
そんなものが確かにあったと読んで気づいた。登場人物たちの行動が、恥ずかしいけど、身に覚えがある。(事の大小は置いといて)
ただでさえエネルギー持て余す十代だったとき、人と違うなにかが欲しくて、そんな自分を承認してほしくてから回ってばかりだった。(暗黒時代)
自分の場合は悲しいかな20代まで続いたそれは、確かにこの時代だからこそ作られたものでもある。(あと私の性格も)
多かれ少なかれ、無意識で誰しも通る道、それを掘り下げ、えぐり取り、明確に目の前に差し出して気づかせてくる朝井さん。
特に自分は同い年なので、見える景色が同じこともあり、思い出したくない暗黒時代を色鮮やかに書き記されていて恐ろしい。が、ストーリー面白すぎて止まらずほぼ1日で読み切った。
ここに書かれているファンタジーみたいな海山伝説の設定は、伊坂幸太郎さんが企画したプロジェクトらしく、いろいろな作家さんがこの設定で書いているよう。めっちゃ面白そう、ほかも絶対読む!


