海洋単細胞 "うつくしい人" 1900年1月1日

うつくしい人
うつくしい人
西加奈子
昔読んだ。 ちらっと見かけただけの他人を値踏みし、その人生までネガティブに想像してしまうところ(不機嫌に見えるこの人はここに左遷されてきたんだ、とか)や、他人からどう見られているか異常に気にしてしまうところに痛いほど共感した記憶がある。 でも皆実はそれほど悪辣ではなくて、人生を投げやってもいなくて、僻地でも、引きこもりでも、社会的に幸福な立場でなくとも、それなりに楽しくにこやかに生きているし、そうできる。そういう描き方をしていたのがとても良かった。
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