🔖ぼう|読書記録 "男ともだち" 2026年6月11日

男ともだち
大好きな作家である千早さんの初映画化作品。 映画化されると知り、5年ぶり?に再読。 自分の弱いところや醜く膿んだような部分をさらけだせる関係って尊いというか「いいなぁ」と思ってしまうけれど、私はそれが恋人がほしいという感情に直結しないので、かんなとハセオの関係性がものすごく羨ましかったです。 終盤、2人の関係に変化が訪れて何か壊れてしまうのではとドキドキしながら読み進めましたが、ハセオの冷たさを含む温かさがふたりがふたりらしくいる関係性を守り続けてくれて、ほっとして本をとじることができました。 千早さんの作品はやっぱり登場人物ももちろんだけど、食べ物とか情景の描写がめちゃくちゃ魅力的で、約5年ぶりに読んで、あのとき気づくことができなかった魅力的な文章や共感してしまう感情に出会えて再読してよかったなぁとしみじみ。 映画もどんなかたちで2人が描かれるのかはわからないけれど、小説のなかの2人とはまた違う2人が見れるのかなとわくわくです🎞️
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