
きょうのすけ。
@shu0203
2026年6月12日

架空の犬と嘘をつく猫
MediaDo,
寺地はるな,
沢井真知
読み終わった
真っ当な大人がひとりもいない環境で、どうにか真っ当に育った子供の話。「架空の犬」は、物理的には逃げ場のない子供の、精神の逃げ場だ。感受性と想像力の豊かな子供にしか得られないそれを、得られた子供は幸せであり、そして不幸でもある。
追記
架空の犬を逃げ場として大切に愛でて育った子供が、とあるきっかけで現実の犬を得る可能性を匂わせながら物語は終わる。
彼と犬の、これからも続く人生が幸多からんことを願う。