
い。
@hon_i_read
2026年6月12日
パウル・ツェラン詩文集
パウル・ツェラーン,
飯吉光夫
読み終わった
パウル・ツェランの代表的詩と、ほとんどの文章が収録されている
そして翻訳がとても素晴らしい
ツェランはホロコーストの記憶を語る詩人としての側面もあるけれど、「死のフーガ」にも他の詩にも、時間や言語の多重性、証言不可能性をそのまま書く強さを感じた
繰り返される言葉、並列する時制、意味の切り詰め、跳躍…めくるめくような言葉の氾濫という気がしてすごく良かった
特に「追奏(ストレッタ)」が印象に残った
「死のフーガ」に呼応するような内容でありながら、詩としての言葉の疾走がより音楽になっているように思えた