由々 "教養の再生のために: 危機の..." 2026年6月11日

由々
由々
@kk_2329
2026年6月11日
教養の再生のために: 危機の時代の想像力
p.162-168/168 --- "「もう危ないよ、もう壊れているんだよ」ということを証言するその証人が、自殺していく時代がいまの時代だ"(p.166) "「人間は徳と知を求める存在である」ということを、はじめから私たちは決め込むわけにはいかないのですね。人間は徳と知を求めるとされてきたけれども、実はみずから進んで野蛮化・機械化する存在なのだということなのです。しかしそれを放置していることはできない。そのために必要な教養とは、自分のいる場所を世界のなかで広くとらえる、歴史のなかでとらえることができる、内側と外側から見ることができる、つまり他者の目から見ることができる、ということです。"(p.166) "難しいことや複雑なことを拒否し避けていくと、われわれはますます(略)自分自身をみずから進んで野蛮化し機械化する"(p.167) "いまはまさに私も含む皆さんのような一般大衆こそが、このような教養の担い手となって、この社会を少しでも良くしていく、良くしていくことまではできなくても、この社会の破滅を一分でも二分でも遅らせるために努力しなければならない時代、それが現代ではないか"(p.168) --- いままさに改めて読み直されるべき本ではと思う。 学部生のころに大学の図書館で借りた本の中で一番価値のあった本。本当に大切な本。 私がそれまで、曖昧に漠然とただ「勉強しなければ」、「賢くなりたい」、と思い考え続けてきたそのことの意味が、自分ではきちんと言葉にできていなかったその意味がこの本にすべて詰まってたと思った。 手元に置いておきたくて、色々探してる古本で購入。これからも何回でも読み直したい。
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