
汐見
@siomi250927
2026年6月12日
灯台へ
ヴァージニア・ウルフ,
鴻巣友季子
読み終わった
ほぼ一気読み。面白かったー。
スコットランドの島にあるラムジー家の別荘が舞台。集まった人々の視点がシームレスに切り替わりながら、それぞれの心の声が滔々と紡がれる。
言葉や身振りで表立って表現しない間にも、人は膨大なことを思考している。取り止めがなく少しのことで意見が変わったり、或いは変わらない部分にその人の芯を垣間みたり。
各々に人生があり思考がある、そんな人間同士が関係を築くことのなんと難しく複雑な営みのだろうと思わせられる。妥協を重ねながら時に突き放し時に歩み寄り。
全てが完璧に満足いくわけではなくても、ふと自分と周りを俯瞰した時に幸せだと感じることができるラムジー夫人の心持ちが印象に残った。






