
はるき ⚠︎ネタバレ有⚠︎
@reads_hrk
2026年6月12日
ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス
栗田シメイ
読み終わった
ネットでも話題になっていて、概要だけは知っていた、秀和幡ヶ谷レジデンスの独裁管理理事についてのレポ。
常軌を逸した闘いだった……。
こうしてまとめて読むと、理事会への賛同が9割を超えていたという事から疑ってしまう。マンション自治を正常化するための、至って真っ当な主張への賛同者を「過半数」集めるために、これだけの時間と労力が必要だなんて…一度手放してしまった民主制を、法のもとに取り戻すのって、こんなにも難しいことなんだと驚愕する。
一つ一つは些細だったり、「住民のため」という大義名分のもとに変えられていくルール。
本当に「住民のため」だとしても、あまりにも過剰すぎる規制。
閉じられた場所で知らぬ間に決められたそのルールを、住民は守るしかない。
委任状というたった一枚の紙で、彼らに意思決定を委ねたのだから。
そしていつしか、闘うことすら諦める。
現状維持が一番なのだと言い聞かせ、湯だったカエルになってしまう。
これはマンション自治の話だけど、政治にも同じ事が言えるんだろうなと思う。
自分の一票を蔑ろにしてはいけない。
一票の重みを知るほどに、関わることや選ぶことに責任が伴う。
その責任を「面倒い」「よく分からない」と言って放棄することは、権力者にとってメシウマ案件でしかない。
自治とは、自ら治めると書く。
委ねてはいけない。放棄してはいけないのだ。
今の自国の歩みを振り返り、強く強く、そう思う。

