
Monica
@santa_monica
2026年6月13日
ようこそ、ヒュナム洞書店へ
ファン・ボルム,
牧野美加
読み終わった
読み終わりたくなくて時間をかけてじっくり読んでいた本を読み終わってしまった。この本だけは面白いからといってサラッと急いで読み終わりたくなかった。「ヒュ(休む)」という文字をあえて書店名とした本なのだから急ぐ必要はない、むしろ休み休み物思いに耽りながらこの世界を堪能したい、そんな思いがあった。風通しの悪い人生に息苦しさをおぼえた人たちがこの本にはでてくる。無理にあがくというより、そんな日々を送りつつも少しずつ風通しをよくするための方法を模索しつづける“小さな継続と改善”を試みることのできる人たち。自分を見失うことなく今日を楽しく過ごし明日という未来を大切に考える人たち。世間からどう見えるか、どう評価されるかより自身の心を大切にする人たち。こんな敬意ある人々の集まる場所に身をおいてみたいなどと夢みてしまう。地味だけれど幸せな気持ちが永く続く本だと思う。

