
すゆ
@suyu12
2026年6月13日
風よ あらしよ
村山由佳
読み終わった
明治大正時代に生きた、アナーキスト伊藤野枝の生涯が描かれている。
当初は、野枝の弾けるようなエネルギーと情熱、欲に忠実となる奔放さにただただ圧倒された。
しかし読み進めるうちに、野枝の生きる力が伝播していったのか、じんわりと”ありのまま生きたい”という思いが心の奥底で灯されたような感覚になった。
思想を掲げるだけではなく、行動することを何よりも大切にする。
子育てをしながら大杉を支え、同志を守る。その満ち足りた感覚を否定することなく、自らの実生活、実体験をもとに抗いながらも主張を掲げる。
どんな言葉を世間に投げかけ、筆一本で闘っていったのか、より興味を抱いた。


