
よろこびイサンディ
@yorocobi_isandy
2026年6月13日
みみずくは黄昏に飛びたつ
川上未映子,
村上春樹
読んでる
村上春樹でさえ、読み通せないのが現代人と喧伝する書き手がメディアに、この頃、頻出している。
俄かには信じ難いと現在の高みから物言いこそすれど、思い返せば、中学時代には村上春樹は大人の物語だった。
その翻訳調の文章は、或いは今の僕にも通奏低音の如く連綿としているのではないか。
近頃、遠ざかっていた村上春樹の著作を、彼のラジオ番組を聴く習慣が定着してから、欲していたのかもしれない。
久しぶりに新潮文庫の棚に立ってみれば、購入から読み始めるまでに、さ程の時間は要さなかった。
村上春樹が昭和から平成の時代を象徴するとすれば、平成から令和の時代は川上未映子のものという言い方は大仰ではないだろう。
ある深度まで達した小説家同士の対話は、読み応えがある。
サラリーマンとしての僕が感ずる読み応えは、本業に没頭する時間から産出される訳ではない。
歩み得なかった人生への憧憬から来るのだと思う。
450ページは超えるけれど、時間を掛けずに読み終えたい。
ただ、業務が慌ただしく、平日の読書時間確保は絶望的だ。
来月には読了を迎えられるだろうか。