
もちこ
@mochiko24724
2026年6月13日
さよならジャバウォック
伊坂幸太郎
読み終わった
伊坂作品の中でも一、二を争うくらい好きな作品だった!
隠されていた真実が明かされた時の衝撃と、スッキリ感がたまらない。
桂凍朗の苦悩を思うと、胸がキリキリと痛むが、最後の凍朗の行動を知ったとき、救われた気持ちになった。
家族の絆が裏テーマにある話に、ぐっと感情のツボを掴まれてしまう。
前面に主張されると、思わず「ちょっと美談すぎない?」と斜めの目線で読んでしまうが、「実はこの行動の裏には…」と主張しない感じで書かれると、現実味があってぐっとくる。
伊坂作品は割と人の命が軽やかに散っていくものもあるが、この作品は「命あるものとしての、人間の在り方」を描いているように感じた。

