
乖離
@karu
2026年6月14日
くっすん大黒
町田康
読み終わった
「くっすん大黒」「河原のアバラ」収録。
町田康読むの初めて
(雑誌に寄稿したエッセイとかはちょくちょく読んだことあるけど)
表題作は、飲んだくれて大黒のごとく浮腫みきった顔をした主人公が、部屋に転がる座りが悪く腹の立つニヤニヤ顔をした大黒人形を捨てに行く話。
「河原のアバラ」は非常識な同僚をぶちのめして職場のうどん屋を追われた主人公が金のために何やらダークなトラブルに見舞われた男の遺骨を運ぶ話。
出てくる人間が皆、妙ちくりん。
古着屋に襲来するユオロップカブレのおばはんチャアミイ。
中年女性を誑かしけったいな蛸の芸術家上田。
とかとか
時代感や言い回しは私からすると少し古めかしくブラウン管で観てるみたいな感じなんだけど、くだらなさと滑稽さとたぶんちょっと悲哀みたいなものは普遍で面白い。
p.88
で、自分は豆屋になろうと考えた。しかし、いったいどうしたら豆屋になれるのであろうか。
どうやったらこんな小説が書けるの。

