
Lee
@lee_books
2025年3月24日

おばけのおいしいひと休み
のもとしゅうへい
読み終わった
のもとさんの描く食べ物を見ると、その食べ物の香りがする。気がする。
例えばカツカレー。
ページをめくった時、本当にカツカレーの香りを感じたのでびっくりした。
繊細で、温かな湯気まで感じるような絵。
お話も、本当は実話が元になってるんじゃないの?と思うような描写の繊細さを感じる。
描くシーンの一つ一つも、光と影のあわいが柔らかくて、独特の世界観が広がっている。
弱っている時でも読める本、いや、弱っているときにこそ読みたい本かもしれません。