
kake
@kake_06
2026年6月9日
一次元の挿し木
松下龍之介
読み終わった
『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作という謳い文句に誘われ、手に取った一冊。
200年前の人骨のDNAが4年前に失踪した妹のものと一致という不可解な謎を知ったところから、真相を突き止めるべく動く主人公が事件に巻き込まれていく。
あらすじの謎はどういう意味だ?と思ったが、トリックは納得できる形に落とし込まれていた。
仙波佳代子の発言や七瀬紫陽と石見崎真理の関係性から、人は神にはなれずあくまで人ではあるが、人だからこその優しさや思いやりを感じた。
ミステリーだけでなく、タイトルにある挿し木にまつわる遺伝子関連の問題といった哲学要素もあった。
