
DN/HP
@DN_HP
2026年6月14日

路傍のご自由にコーナーで頂いた文庫本の表題作を読んだ。軽いタッチでキザにロマンティックにサーフィンとバイクの青春を描いているのかと思い込んでいたら、かなりヘヴィというか完全に「この世はままならない」話だった。
高校3年の春、突然届いた手紙と時を同じくしてようやく始まった思い描いていた輝く青春と、その終わり。夏の日差しのなか約束のためにバイクを走らせる主人公の感覚とその風景を緻密に丁寧に描いた後に訪れるラストシーンに結構衝撃受けた。これはなかなか渋い小説では。

