綾鷹 "生殖記" 2026年6月15日

綾鷹
綾鷹
@ayataka
2026年6月15日
生殖記
生殖記
朝井リョウ
とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。 体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。 この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積。 面白い。「あれの視点か!」と気付いてから引き込まれる。 マジョリティーのルールに疑問を持てない自分の浅はかさにも気付いて、つい「ぐぅぅ...」と唸ってしまった。 条件付きの受容は将来的に自分の首を絞める可能性があるのだなぁ。 いつも思うが朝井リョウさんは今を切り取るのが上手くて、痛いところを付いてくる感じ。
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