生殖記

171件の記録
- I’m…@um___1242025年5月15日読み終わった「意味がある=幸せ」ではないということを本でも音楽でも感じる日々。幸せは些細な自分だけのもの、 •常に意味や価値を意識しながら、拡大、発展、成長のレースから誰かが一抜けしないように互いに監視しながら別に欲しいとも思っていなかったメラノイジンを生産させる新商品を開発したり、番ったり次世代個体を発生させたりして“今よりもっと”を追求し続けながら、自分を絶えず新商品化させていくことで共同体に寄与し他個体に貢献し幸福度を保ち続ける数十億年。 •「•••これだけはしてやらない、やってやらないって切り捨ててきたものたちが、逆に自分をどんどん縛っていく」 「で、いつか、そういうものたちに人生を乗っ取られるんです。」 ・幸福度を預ける場所を独自に錬成しないと生き延び難いという状況は、様々な理由で発生し得ることですから。
- yt@yt2025年4月19日読み終わった本当に欲しいものが何なのかわからない。 令和の「間」の話だった。 「踏み込んできていいよ」とか会社員の描写が良い。 上司からの本質的な質問に、優等生的に思ってもいないことをスラスラ答えるとかも。 主人公と眉毛の対峙も、永遠の3秒間も、本当に名シーン、絶対に映像化される。 今この瞬間も、牛タンは解凍されている。
- t@tm_10332025年4月6日読み終わった良かった...大切な一冊になりました。 尚成は限りなく自分に近いなと思った。 拡大、発展、成長を目指す共同体を生き抜いていくために自分なりの「しっくり」をこれから見つけられたらいいな。
- うねうね@73uneune2025年3月30日読み終わった🥟🥟🥟🥟🥟 めっちゃくちゃおもしろかった!!!!! 「正欲」よりも好き。私は尚成と働き方のスタンスが同じなので、定期面談とか会議とかで「どう思う?」「どうなりたい?」って聞かれるの本当に嫌です。ど〜〜でもいい〜〜
- エビチリ@ebi-chan2025年3月27日買った読み終わった@ 自宅新視点の描写!👀 この視点がしている考え方、是非とも日常生活に取り入れたいし、人間って結局そういう生き物だよなあって改めて考えさせられる本だった 主人公がこの物語の中で、一般的なハッピーエンドではなく、本人の楽しい!で締められているのも良かったなあ
- 涙@km__12242025年3月22日読み終わった新視点すぎた。新しかったな〜 主人公は意識的に選択肢を狭めていたけど、それは自分を守るためで。大切なことだよなと。悲しいけど、そういうことをやらないと息がしづらくなるのが人間社会だから。自分は無意識にやっているのかな?それなら気付きたいと思った。自分で選択したという思い込みや習慣で選択肢を狭めていることを。 それにしても人間ってなんでこんな生き物なんだろか…笑
- ごまきのこ@Takenokonoko3842025年3月20日かつて読んだ主人公の内面や人間について、第三者(?)がひたすら私見を喋っているのが面白い。幸せって何だろう、欲しいものってなんだろうって各々人生で問い続けているけど、答えはそれぞれ違う。様々な答えが示されている気がした。正欲で出てきたマイノリティの生きづらさとは違って、お互い分かり合えなくてもいいじゃん、みたいな前向きな雰囲気。
- こまり🐾@comari2025年3月15日読み終わった生殖器がひたすら、お前らヒトっていうのはさ〜という調子でツッコミを入れながら語ってくれる物語。w 私多分作者さんと笑いのツボ一緒だと思う....🤣 興味がない話とか、賛成できない話題になると口数が減ってしまう私からしたら主人公の相槌のうまさを見習いたくなった。 自由だからこそなんとなーくの空気の中にルールがあって、そのルールはマジョリティに支配されてて、そのルールもコロコロ変わるから、「世の中」なんてアテにならんし、気にすることない! 自分の幸せのために暮らしたいし、その幸せが周りから理解されづらいこもほど幸福度って高いのかも?
- リュウ@ryu46902025年3月14日読み終わった@ 自宅一見気持ち悪い設定ながら、スイスイ読ませるあたりは、作家としての実力を感じずにはいられない。 性的マイノリティに関するさまざまなことを言語化しているあたりも見事。 最終的に主人公(宿主?)が行き着く"しっくり"には恐怖を感じた。 今までにない読書体験ができるので、ぜひ読んでみるべき傑作👀
- 草大福@yadokari152025年3月13日読み終わった最初に身構えていたよりは、ライトに、楽しく読めた。でも朝井リョウだった。 よんでから数日後に思ったのだけど、男性は自分の生殖器にどちらかというと親しみを感じ、女性は自分の生殖器にどちらかというと憎しみを感じるのではないだろうか。 まず、女性の生殖器は見えない。内臓感が強い。でも生理の時は煩わしいわ痛いわで、存在感をビンビンに感じる。だから無意識下で敵視していた気がする。産後の今は戦友って感じだけど。 男性が親しみを感じてそうなのには、あまり根拠はない……なんとなくだけど、でも息子とか呼んでたり、なんか親しげだなと。 全然本の感想じゃないけれど、ふとそんなことを思ったのでした。
- かさき@np0x2025年3月11日かつて読んだかなり良かった、おれもはやくこれになりてえ〜〜になった ルーチン化して波のない凪の生活、手に入れたい でも今まで価値観あうと思っていた友人に勧めて感想戦したらあんま噛み合わなくて、かなしかった わたしはけっこう尚成側の人間だと思ったけど、友人は「どこにも辿り着かないことには価値がない」というタイプだったのかもしれない かなしい
- めぽちゃんまん@mepochanman2025年3月10日読み終わった巨大なマットを皆で運ぶときに腕に力が入ってない感じ、すごくわかるし、誰しも経験したことあるんじゃないかな。その導入と視点の異質さで読者を引っ張りつつ、現代の人間社会を極めて客観的に面白おかしく描写していくのが本当にすごい。自分とは明らかに違う人間、なのにどこか共感できる部分もあり、自分は他人からこう見えているのかもと思ったり。未だに言語化できていなかった自分の中の未知の部分が言葉として並んでいるような、不思議な感覚を味わえたのがよかった。
- こまつな@komatsuna2025年3月8日かつて読んだ朝井リョウに人生観が左右されすぎてしまう 変に突き放さずでも寄り添いすぎず、違和感をそのままに小説にしてくれる 毎回読むたび救われて病む、それが止められない
- こう@医療・介護経営管理@tanabotalife39c2025年3月8日読み終わったこれって、哲学書? そして、読む人によって、全く景色が変わってしまう物語 テーマも多岐に渡るため、じっくりと3回読んでしまった 特に、「暇との鬼ごっこ」「コミュニティ(共同体)の影響」「人生における幸福度」が印象的 読めてよかった😆
- 🅿︎@apricity2025年3月4日読み始めた読み終わった読み始めてまだ20ページ、あまりに朝井節を浴びている。期待大。 ・ 先日読了。この読後感のまま、暇倫となぜ働いていると本が読めなくなるのかを再読したくなる。
- クラッセさん@533462025年2月23日読み終わった文庫化を待たずに読んでよかった一冊。 正欲を読んでからの本作は、自分の先入観や価値観がくつがえされて、自分のあり方を考えさせるほどの衝撃。 わりとストレートに性的な印象をあたえるタイトルはひっかけ。 成長とか目標とか、そういうのを赦してくれる感じが心に染みる。 もっと若いときに読んでいたら、少しは人にもっとやさしかったり、肩のちからを抜いて人生をすごせたのではとおもう。 刊行は去年だけど、今年読んだ本の中で今のところいちばんの傑作。
- はぐらうり@hagurauri-books2024年12月18日読み終わった正欲がとてもよかったので、あらすじも知らずに読んでみたけれど、生殖器(性欲)が語り部だから生殖記か、すごいことを考える。 内容は正欲と近いベクトルで、どちらも我々の想像力の限界の先にまだ人がいますよ、と言っている。そこに焦点をあてるのがまさに小説の役割であると感じる。 あの発言群からここまでの物語に仕上げる凄みと、それを著者というか男性性が書いたことの意味も強いような気がする。平易な語り口なのがまた良いんだよなぁ。
- I.@spring_3172024年10月27日かつて読んだいやぁすごい切り口! 世の中のマイノリティとされる人達の憤りだけでなく、世代ごとに変わっていく「世の中の正解」みたいなものにしっかり斬りこんでいる 昨今のSNSの風潮なども含め違和感を覚えてる人には是非読んで欲しい