一般文系学生
@Bunkei
2026年6月15日
おやすみ、東京
吉田篤弘
読み終わった
「
店に飾られたその時計は、よく見ると、秒針が2本付いている。これも夢の中に登場するアイテムとしては申し分ない。面白いので、一応聞いてみた。
「あの、この時は、どうして秒針がくっついているんでしょうか」
(なんと)とイバラギは心の中で叫びたくなった。
」(p.257)
↑好きなシーンの一部
久々に誰の悪意も登場しない小説が読みたかった。タクシー運転手の松井さんを中心に出会う人々を連作短編で描く。深夜の爽やかで静かな東京を舞台に、人々はいくつかの出会いを通して人生を進めて行く。
夜寝る前に読むには最適の小説である。