しまりす "246" 2025年3月24日

しまりす
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@alice_soror
2025年3月24日
246
246
沢木耕太郎
引き続き自身の娘さんとの心温まる日常、神楽坂新潮クラブで『血の味』の自主的カンヅメの日々(2/12-3/6動かず、人称が決まり動き出す)、『一瞬の夏』が新田次郎文学賞の第一回に選ばれた縁で出向いた新田次郎を偲ぶ会、大企業の社長との飲み屋での出会い(辻留、正月は柳橋へ、花見には千鳥ヶ淵へ、鮎の時期には多摩川川べりへ、酉の市には浅草へ、ふぐの季節には築地へ)→河野洋平氏の大臣就任を祝う会、麻布の「北海園」での異種間交流、犯罪報道における匿名報道についての否定的な意見の多さ、映画『アグネス』、『再会の時』について、『警察回り』の連載2回目でカンヅメ入りの本田靖春について(篠山紀信『往復写簡』の相方)、以前ゴーストライトした「死者への追走」の『馬車は走る』に収録不可の旨、また同書の三浦和義の原稿の実名許可の件、故近藤紘一氏の未発表作品について、吉行淳之介、吉井由吉、日野啓三『夢の島』の3人の共通点「都会的」、荒川洋治『ボクのマンスリー・ショック』についてまで読んだ。 新田次郎の次男は、『若き数学者のアメリカ』、『国家の品格』の数学者藤原正彦 ジェイムズ・クラムリー『ダンシング・ベア』、『酔いどれの誇り』の続編 実は『深夜特急』の省略された部分がかなり鮮烈なものだった。沢木耕太郎の大学時代がその時期だとはわかっていたが、流石に生々しかった。確かにこれを入れるとこの旅行記の雰囲気も意味も含めて全体のトーンがかなり変わってしまう。削除して正解だが、本作で出してくれてありがたいと思う。これは『深夜特急』には必要ないが、彼の矜持とか思想とか、根幹に関わる部分だ。 薔薇の香やつひに巴里は見ざりしか 五十八 「見ないものこそが美しいということもある」 沢木耕太郎にも父母がいるか、と当たり前のことなのに当たり前でないような気がした。 ハグラーv.s.ウガンダの勇者ムガビ戦解説者の佐瀬稔「これはもう、どちらが恨みや怒りを多く持っているかということですね」
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