
🌜🫖
@gn8tea
2026年5月31日
時計坂の家
千葉史子,
高楼方子
読み終わった
借りてきた
「自分にしっくりとあった環境の中に、ひとりのものとしている、ということがもたらす解放感。大人になることを恐れていたけれど、大人というのは、もしかすると、親の子どもではなく、家族のひとりではなく、ただ自分がいて、自由に生きることができるということなのかもしれない。それならば、怖いどころか、なんとすてきなことだろう。だが、その解放感を封じこめて、また自分の家に戻り、二学期の日々と馴れあってゆくのかと思うと、フー子は情けなくなるような疲労を感じた。
…(中略)...
心のひだが、たとえどんなに複雑な成長を遂げようとも、強いられた環境の中で、強いられたことを、ひとつひとつこなしてゆかなければならないのが、十二歳というものだ。」
12歳のわたしに読んで欲しかった物語。
高楼方子さんの小説を読むと、あのころのわたしがいるようで胸がギュッとなる。
ただ、どうしても淡い異性愛を描かなければならないようなのがなんとも……。
