
mugi
@softfossil
2026年6月13日
こゝろ
夏目漱石
読み終わった
I contain multitudes.
「サンキュー、チャック」を見てからこの一節が何となく頭の中を巡っており、意味は揺らいだまま、でもこの小説とリンクしたような感じがした。
先生の宇宙はこうだった。一方Kの宇宙、お嬢さんの宇宙はそれはそれで、明らかになろうはずがなく…(漱石もホイットマン研究してたんだ!)
「両親と私」もとても面白かった。東京かぶれの学生、田舎の両親をうっすら侮蔑しているのとか「死ぬ前にうまいもの食わなきゃ」って親にこんな田舎にうまいもんなんてないのに…と哀れむ様子とかだいぶヒリヒリした。若いっていつの世代もこうなのかよ。
乃木希典の自刃→「私」の実父は国家と自分を結びつけているのに対して、先生は機会を利用したけれどその実極めて個人的な、私的な心持ちで決めたという対比なのか。文学の、小さな物語の煌めきだなぁとじわじわ腑に落ちてありがたがっている
