
みどり
@midori-read
2026年6月17日
熱帯
森見登美彦
読み終わった
手にしたとしても、最後まで読み終えた者はいない一冊の本。「熱帯」というタイトルのその本は一体どんな物語で、作者は何者なのか。やがてその旅は千一夜物語へつながり…。
500ページ以上ある分厚い本だけれど、森見さんの文章がとても読みやすくて全く苦ではなかった。物語ることで命をつなげたシャハラザードに思いを馳せてしまう。
【物語ることによって汝みずからを救え】
この熱に苛まれ、生まれたのは熱帯だけでなくこの世に存在する全ての本も同じかもしれないと考えた。

