熱帯
99件の記録
- あおむぎ@ao_mugi2026年8月20日読み終わった森見作品の中でも不可思議度が高い。千一夜物語が大枠のテーマになっており、そこになぞらえて語り手が章ごとに変わったり、その中で更に別の物語が展開されたり…と謎が深まっていく。






- 芙蓉@fu_rong_282026年8月17日読み終わったp.9「汝にかかわりなきことを語るなかれ しからずんば汝は好まざることを聞くならん」 物語の奥深くに入り込みすぎると読み終わったときにここは本当に自分の元いた世界なのかちょっと自信がなくなる。昔はそんな読書体験をよくしていたことを思い出した。 「熱帯」は久々に本の中に迷い込んでいく感覚を体験できた本で、やっぱり森見登美彦の本ではこういうことが起きるんだと思った。 私は今でも「宵山万華鏡」を初めて読んだ日のことが忘れられない。 p.85「この世界のあらゆることが『熱帯』に関係している」 p.91「私の『熱帯』だけが本物なの」 p.137「我々はそれぞれに『熱帯』と出会う』 p.138「我々はまだ読み終えていないということなのだ」 p.208「何もないということは何でもあるということなのだ。魔術はそこから始まる」 p.289「人にはそれぞれ座るべき椅子があるからさ」 p.351「見ようとしなくては見えるものも見えない」 p.484「この門をくぐることを決めたのは君自身なのだよ」 p.512「物語ることによって汝みずからを救え」 p.523「すべての門は君だけのために開かれている」 もう一つ思い出したことがある。 私は幼少期夜眠るのが怖かった。 私の眠れない夜、おそらく父も疲れていて絵本を持ち上げるのが億劫な夜、父はよく私を主人公にしたデタラメな冒険譚を語ってくれた。 その物語が大好きで、話が終わるともう一回とせがんだ。父はテキトーだからすでに思い出せないと言う。 今じゃその物語を私も思い出せない。 語り手のいないあの物語の中の私はどうしているだろう。 「熱帯」は「千一夜物語」だけじゃなくて所々に「不思議の国のアリス」も感じる。 そもそも異世界に迷い込んで元の世界へ戻ってくるというのは大昔からある物語の型。 まぁ元の世界が本当に「元」の世界かは別として。 p.534「ーおまえはどこへ戻ってきたのだ?」
もにゃもにゃ@monyamonya2026年8月17日まだ読んでる物語の登場人物が、自身が物語の中にいると認知しているという面白い状況。 私の人生も物語と考えると、スマホをいじって終える物語とかではなく、もっといろんなものに出会って、面白い物語にしたいと思える。



ペンアブ@ddd_kool9662026年7月25日気になるなんか面白いらしいので気になってる。 森見登美彦は有頂天家族のアニメから知って、有頂天家族の小説と四畳半神話大系も持ってるんだけど……どちらも最後まで読めてない。でも好きだ。 最後まで読んでないのに好きとか言うんじゃねえよと思われるかもしれないが、あの文章と世界観が好きなんだから仕方がない。 いつかちゃんと一冊読み切りたいとは思ってる。


犬派@0-02026年7月23日この本に出てくる【熱帯】に惹きつけられた人々のように 私も【熱帯】の謎に夢中になって惹きつけられて 早く続きが読みたい!とあっというまに読み終わってしまいました… どんでん返しのミステリーならズバッと熱帯の正体はコレでした!!と言った感じになると思いますが こちらは謎が謎を呼びほぼ謎のまま終わっていきます。 "謎はそのままにしておくことが大事" とのことです! 物語のなかで物語が出てきて 今はいつのどこなのか誰が主人公で話しが進んでいるのか 複雑怪奇さがたまらなく面白い! 本の中で迷子になる独特の読み心地 一旦深く考えるのは置いといて ただ流されて楽しむ!

みどり@midori-read2026年6月17日読み終わった手にしたとしても、最後まで読み終えた者はいない一冊の本。「熱帯」というタイトルのその本は一体どんな物語で、作者は何者なのか。やがてその旅は千一夜物語へつながり…。 500ページ以上ある分厚い本だけれど、森見さんの文章がとても読みやすくて全く苦ではなかった。物語ることで命をつなげたシャハラザードに思いを馳せてしまう。 【物語ることによって汝みずからを救え】 この熱に苛まれ、生まれたのは熱帯だけでなくこの世に存在する全ての本も同じかもしれないと考えた。

- 土井陽音@haruto_doi2026年5月31日読み終わった佐山尚一の熱帯は最後まで読むことができない。京都の東山にある古本屋で手にした熱帯は、ある日突然姿を消した。続きが気になって国立国会図書館などあらゆる手を駆使して探したが、どこにも見つからなかった。しかし、思わぬ場所で目にすることになる。各々が謎を持ち寄る沈黙読書会に参加して際に、とある女性がその熱帯を持っていた。話はそこから、その女性視点に移る。模型屋?で働く彼女は、ある常連客から熱帯についての話を聞く。彼女は以前に熱帯を読んだことがあった。そのことを話すと、熱帯について研究しているという楽団に誘われた。楽団には、熱帯を読んだことがある人が集まっているが、最後まで読んだことのある人はいない。それぞれが断片的に記憶していることを打ち明け、熱帯を補完しようと模索している。その結果、京都にヒントがあると京都に旅立った。話はそこから、常連の男性が書いた日記という体で始まる。彼は、京都で千一夜物語を置いている謎の古本屋や、バーで熱帯についてヒントを与えてくれる女性との出会い、骨董屋、進々堂での出会い、美術館など、様々な経験をするが、それら全ては、骨董屋にあるカードボックスにすでに書かれていた。そして、未来のことすらも記録されていた。その記録通りに行動すると、千一夜物語に関連する本しか置かれていない読書部屋で姿を消す。気づけば、とある島に打ち上げ理れていた。そこから、物語は熱帯の世界観に飲まれる。創造の魔術によって、世界を作り変えられる魔王とそれを倒そうとする海賊。様々なストーリーがあるが、それらの経験を踏まえて、主人公は熱帯を描いた。いつしか自分は、佐山尚一だと気づく。現代に戻ると、佐山尚一視点の36年前としてこの小説は終わる。 全体を通して千一夜物語の幻の一話。という世界観のもと描かれており、主人公は存在せず、語り継いでいくことによってストーリーが完結していく。 複雑な入れ子構造。難解なストーリー。不思議な読後感。衝撃的な一冊。 京都にいる時に読めて良かった。 中井書房も偶然行ったことがある 10年後にもう一回読みたいと思える本。 かなり重みのある本だけど、一気に読みきらないと置いていかれるので、時間がある時におすすめ


健康太郎@cyc-112026年5月22日かつて読んだなんかよくわからなかったけど、なんかすごかった。途中、自分はパラレルワールドをぐるぐるループしてしまっているのでは?と錯覚。1ヶ月かけて読了しました。読むのにいい意味で疲れる。所々に散りばめられた登場人物の言葉がすき。 「人にはそれぞれ座るべき椅子があるからです」
そめ@s_o_m_e2026年4月27日読み終わった誰かが思いつくままに書いた文章のツギハギを読んでいるような感覚だった。 何が起こってるのかわからないけど、なんか面白いなと思う不思議な読書体験だった。




まみや@mamirin2026年4月7日かつて読んだこの本を去年の夏に読んだ。それから、ふと熱帯を思い出す時がある。まだ1年も経っていないのに、幼い頃の記憶の様な思い出し方をする。場所のイメージとその時の雰囲気。現実感が少し薄いファンタジーの様な幼少期の記憶にどことなく似ている。あの頃テレビで放送されていたナルニア国物語やハリーポッターをみた時の没入感に近かったのかもしれない。 またあの冒険を味わうために読みたい。でも、幼少期のような没入感を感じられなくなってしまったように、2度目の熱帯はもう冒険ではない予感がしてしまう。いつから私はクローゼットの奥に夢を感じられなくなってしまったのだろうか。

- ヒポポタマス@mmddkk852026年2月8日読み終わった過去と今と未来が螺旋階段のように連なって、終わると始まりに戻ってくる。ような感覚。 不可視の群島の章が1番好き。壮大な荒々しい海の風景が頭に浮かんで、海賊とか魔女とかに心踊った。 最初に出てきた山月記の虎が最後にまた(ちがう形で)出てきたところにグッときた。


うどんスープ@Noodle_soup2026年2月7日読み終わった現実と虚構、現在と過去、ユーモアとサスペンスが継ぎ接ぎされながら進む物語。久しぶりに読んだ森見登美彦はやはり面白い。なんといっても京都の描写が素敵だ。住んだことはないはずなのに、そこに息づく暮らしが目に浮かぶ。熱帯は古道具屋にも喫茶にも砂漠にもあるし、どこにでも無い。

- ねむる@nemnemyu2026年1月7日読み終わった現実なのか物語なのかどんどん分からなくなっていくお話だった。 嵐のようにあらゆる人の想い出を巻き込んで全てをごちゃまぜにして物語にする。「熱帯」とはそんな物語なのかなと。 過去の情景に浸ってふと気づくと自分も砂浜に倒れているかもしれない、そう思わせられる小説でした。
ヌヂテト@pogogenom2025年12月18日読み終わったとりあえず最後まで頑張って読んだがハマらなかったな。残念!そんな読書もある。語られる物語を楽しむべきなのだろうけれど、その要素がすべて刺さらないものでした。ただただ著者と趣味が合わないんだろうな。


夜@butiloveu2025年11月1日買った読み終わった@ 恵文社 一乗寺店京都旅行に行ったときに友人に薦められて購入し、読み始めた。胡蝶の夢のさらに入れ子構造のような魔術的な小説。 バスや電車、喫茶店で読んでいるなか、たとえば府立図書館に行くときに作中で『熱帯』を購入したという中井書房が近くにあると知ったり、百万遍の古本まつりに行く日に進々堂が隣にあることを知り、進々堂のなかで『進々堂』のシーンを読んだりと、私も物語の入れ子の中に組み込まれたかと錯覚してクラクラすることが多々あった。 今回の旅を象徴する思い出の一冊となった。
^._.^@morezz__22025年7月30日読み終わった読書メモミステリーファンタジー森見登美彦といえばの阿呆でどうしようもないけど、愛らしい人たちの日々を描いた小説とはまた別の、謎が謎を呼ぶミステリー?だった。 語り手の話の中で出てきた人が更に語り...が続いていって、一体今誰の何処の話??となることが多かった😿 私もメモしながら読み進めていってたらよかったかも。 「沈黙読書会」いいな☕📖 神保町のカフェの聖地巡礼もしてみたい!




たこ@flatship282025年6月16日読み終わった借りてきた本好きの後輩が貸してくれて一気読み。森見さんは夜は短しと四畳半神話大系しか読んでいなかったので、毛色が違っていて驚いた。幻想的で、世界に浸れる本。
り@ryohei_132025年6月4日読み終わった読み終わるのに時間がかかってしまった。 ある人が語り出した話の登場人物がまた語り出し...と入れ子構造になっていたり、過去の話?パラレルワールド?精神世界?な感じで境目が曖昧になっていたりして、とにかく不思議な話が続く。本の中で迷子になって冒険する。漂う感覚になりたい人にはおすすめ。読み終わった感想は「旅が終わった」。 森見登美彦さんらしい。


たんぽぽ@tontonpank2025年5月22日読み終わった長さに怖気付いてなかなか読めずにいたのを遂に読了。 京都に向かうまでは引き込まれるように次々と読めたけれど、『熱帯』本編が始まってからはじっくりじっくり読まないとなかなか世界観に馴染めなかった。 作中人物がそうしてたようにノートにメモ取りながら読めばよかったかもしれない。
- 本読太朗@reads_hon2024年7月1日かつて読んだ@ 電車長い間小説を読むことができていなかった期間に、半年ほどかかってようやく読破できた長編小説。 森見さんの軽快かつ深みある語り口が素敵で読み進めているうちに、いつのまにか登場人物とともに謎に迷い込んでいた。 今もふとした時に情景が浮かぶ、とても面白い小説でした。


ラッシー@amnk4111900年1月1日かつて読んだこんなにも無我夢中で読んだ本初めてです。私って今どこにいる?!の連続で難しかったけどワクワクして仕方なかったです。私たちも熱帯に迷い込んでいるんだ、、




きらきら武力@goldtanuki1900年1月1日読み終わった最初から最後まで森見ワールド全開で面白かった。 一部一部の些細な言葉の断片までがちゃんと伏線になっているかと思いきやまったく下らないおふざけのところもあり、その緩急がまさしく森見ワールド。 マトリョーシカのように複雑な物語構成だけど、それをエンタメ小説に落とし込む手腕がさすがやなーとおもった。














































































