
タレ
@miki_nike
2026年6月17日
あなたのための短歌集
木下龍也
読み終わった
@ CAFÉ ラドリオ
まず、お題に短歌で応えるというかたちがすてき。悩み相談やエールとしても読めるし、とんちや大喜利の要素もある。その向こうに依頼者の多様な人生が広がっている。
木下さんはあとがきで いつもは「網を放つ」ような感覚で短歌をつくっているが、今回は「両手で掬い上げる」「銛で刺す」ようにつくったと言う。短歌にはなんとなくラジオのような距離の近さを感じる。
*あさがおを通過するたびきれいってつぶやくきみと行間をゆく
*ほっといてくれ地図にない果樹園がふたりの甘いふる里なんだ
*見開きにひかりを受けるとき本は手元に灯るふたつめの月
*「まっすぐ」の文字のどれもが持っているカーブが日々にあったっていい
*絶望もしばらく抱いてやればふと弱みを見せるそのときに刺せ





