
butter cup🌿
@lo3o-v-peony
2026年6月2日

波〔新訳版〕
ヴァージニア・ウルフ
読み終わった
感想
落ち着いて読めそうな時に読もうと2年前くらいから温めていたもの!
自分の誕生日前後で読めて嬉しい🫧
6人の男女の友情を軸に、自分と他者の境界を感じながら自己を考える‥と言う感じ。
ウルフの作品は、女性らしい目まぐるしく変わる意識や会話の描写がとっても好きなんですが、この物語はその意識の流れが、さらに深い深層心理まで沈みこむようなイメージ。
そしてやっぱり自然の描写や幻想的なシーンも美しいし、詩的であり劇的であり、引用もいっぱいあってすごくいい。
そしてそして、カランツの垣根のシャンデリアとか、ロウダがパーシヴァルに捧げて海に投げたスミレの花束とか、やっぱり植物の描写が素晴らしいんだよなぁ〜!!
でもゾクっとするようなグロテスクなシーンもありのまま描かれていて好き。
ストーリーが分かりやすく進むと言うよりは、6人それぞれの独り言や心の声を聴きながら時が過ぎていく‥って感じで、またウルフ作品の中でも少し毛色が違う感じ!
これはまた何年後かに読み返したいです😌





