ねころび読書クラブ "嵐が丘" 2026年6月4日

嵐が丘
嵐が丘
エミリー・ブロンテ
炎のようなキャサリンの鮮烈な個性と、エドガー・リントンの軟弱さ情けなさが対照的に描かれるけど、本当に烈しいのはエドガーのキャサリンへの愛情の方だと思う。 激情家タイプの愛は物語映えするけれど、その場その場で起きる一瞬の化学反応みたいなところがある。 温厚な人間はえてして心の動きをあまり表に出さないから、周りにはその気持ちの強さが伝わっていないだけで、その人なりのやり方で愛情を貫きとおす心の強さは並大抵じゃない。 何故こんなことを思うかというと、エドガーのようなタイプと結婚したどちらかといえばキャサリン気質の人間だから。
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