
yt
@yt
2026年6月18日
告白
町田康
読み終わった
「というか俺はもう決まった人間だ。蛇なんて言うものはなんでもないんだ。かつて独楽を回せなくて泣いた日の青空が懐かしい」(p127)
分岐を過ぎてもう戻れない、あほんだら。
いや、引き返し不能地点なんてものは無く、いつだって戻れるのかもとか思いながら屁をこいたりしてた。
「ずぶずぶに落ち込んでいたのにもかかわらず。或いは、ずぶずぶに落ち込んでいたからこそ」(p350)
殺したかもしれない、いや殺してないのかも、どあほ。
こんなに怖いことはない。
どうしても死なんならんのんか。
「雨降る暗い夜よりもっと暗い闇が俺と世間の間にはさまったのだ」(p748)
言葉にならない告白だからこそ、小説でしか表現できないという、作家の確信がある。









