
宵
@yoi_o3
2026年6月17日
恋できみが死なない理由
最果タヒ
読み終わった
再読本。以下去年一月の記録。
正直このエッセイは読み始めと読み終わりの間が空きすぎていて、前半部分の感想が全く無い。
後半は確か年明け頃にまた読み始めて、そこからは一気に読み進めてしまった。
(↑このパターンを今回も繰り返していて笑った。後半の方が共感できる内容が多いのかもしれない)
こういうエッセイって、少しずつ読み進めるのが絶対にいいはずなのに、大抵私はまとめてガッと読んでしまう。
最果タヒさんの言葉って、『分かる!!』ってなる時と『死ぬほど分からない』って時があって、とにかく差がもの凄い。でもそういった感情についての内容も含まれていて、なるほどな、そういったことを考えながら言葉を紡いでいるのか、と理解が深まった。
私が心の奥で燻らせていた謎の思考や感情を、最果タヒさんも同じように考えていて露知らず語彙をつらつらと並べてくれていたり、はたまたそういった考えもあるのか、と新しい思考を発見させられたり、私の中で言葉になっていないぼやけたモノを言葉にしてくれたり。最果タヒさんの言葉には、確かに私の思考や感情、言葉を増やしてくれるものが多い。
読んでいて楽しいのが一番だし、そういった感情を沢山持たせてくれたので凄く満足なエッセイだった。
思考より単なる読書が先に走ってしまって、何を読んでいるのか分からなくなったり、そもそも意味を理解することに苦戦して、頭にハテナ浮かぶことも多かったけど、そういったことを含めてやはり私は最果タヒさんの言葉が好きだ。
そしてこれは全く別の話で、本を開いてすぐの用紙と、裏表紙の手前の用紙が淡いベージュ色だったんだけれど、なんだか甘くて可愛い感じで、それこそ装丁に描かれているような、ショートケーキのスポンジを連想させられた。