
octo
@mothmanoir
2026年6月18日
増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる
朱喜哲,
杉谷和哉,
谷川嘉浩
読み終わった
現代において個人は、決断を迫る大量の情報の濁流に晒されている。本書は、キーツ由来の「ネガティヴ・ケイパビリティ」という概念の実践として、あらゆる問題に対して「言い淀む」様を三人の研究者の鼎談の形で展開している。
扱われる話題は広く陰謀論からAI依存まで多岐に渡るが、どの章でも、現代的で今まさにアクチュアルな問題が論じられている。その意味で、帯に掲げられている「令和の必須文献」という看板は伊達じゃない。これからの議論の新しいスタートラインになるべくしてなる一冊だろう。