村崎
@mrskntk
2026年6月18日
わたしを庇わないで
石田夏穂
読み終わった
あんまり雑な言葉でくくるのは好きではないのですが、あえて言ってしまう、石田夏穂さんは、言葉選びのセンスがちょっと天才的すぎる。
「世紀の善人」「小人二十面相」「わたしを庇わないで」どれも単行本化する前にすばるで読んでいたけれど、あらためて一気に読んでやっぱりオモシレ〜〜〜〜
世紀の善人の痛快さがやっぱり大好き!わたしに庇わないでには他人に自分を勝手に「解釈」されることの怖さや暴力性を感じ、笑えるんだけど笑い事じゃないな〜〜とあらためて思った。
善意か悪意か、自覚してか無自覚か、一括りにはできないが、「観察」というのは共同社会で生きる者にとって決して他人事ではなく、かといって何から何まで他人に対して無関心を決め込めるか?といったらやはり無理……だれかを受け入れることはだれかを拒絶すること、だれかを褒めることはだれかを貶めること、だれひとり傷つけずに「綺麗」に生きようとするならば、もう発言するなということになるけれど、なんなら無言もだれかを傷つける。
どうしろっていうんだよ〜現代社会!と嘆きたくなるけれども石田夏穂さんの作品は好きだというのは事実である!


