いち。 "穢れた聖地巡礼について" 2026年6月17日

穢れた聖地巡礼について
「いつかまた生まれるその時まで」 フリーライターの小林、心霊スポット巡礼系動画クリエイターの池田、2人は池田の動画チャンネルのファンブックを刊行する企画を立てていた。過去の動画を洗い出して考察する中で、彼らの元に奇妙な出来事が起こるようになるがーー。 あぁ…また岩だ。いにしえの昔からその土地に居続けた存在ともいえるそれから呪いが溢れ出てきたのか、はたまた溢れさせたのか、誰かを陥れようとする気持ちにつけ込んで、この終わらない輪廻に誘おうとしている。でもそれは人が犯してきた業のようなものでもある。次はあなたの番、かもしれない。 輪廻転生というものがあるとしたら、何者かに殺された人間が新しい生を受けている可能性がある。もし前世の記憶まで保存していたなら、片隅にある憎悪は消えていないと考えられる。この場合、トリガーの安全装置はすでにはずれていて、手段さえあれば実行するに事足りる。 この物語から痛みは消えず残留することを教えられている気がする。痛覚残留。そこに居なくとも魂は生きているのかもしれない。読み進める中で疑問の連続を感じながらも面白かった、それは確か。
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