
隣の猫牛
@tonarinonekoushi
2026年6月14日
読み終わった
惣次、佐助、お竹、賢助
それぞれを主役にしたスピンオフ。
こういう視点を変えたお話、大好物なので、すごく楽しく読めました。
特に惣次ファンにはたまらないご褒美だったのでは?と思います。
本編ではヒール役とも思われる描かれ方をしていた惣次の本心や、大阪を出奔してから江戸で井筒屋店主保晴として大成するまでの経緯が描かれていて、最後、寂しい気持ちとホッとする気持ちが混ざったようなところに着地するのも良かったです。
佐助、お竹、賢助は、
それぞれの人生と、
奉公人としての葛藤やままならなさ、主筋である五十鈴屋や幸への感謝の念や尽くす気持ちが丁寧に描かれていて、江戸時代の商家の主従の様子が垣間見れて興味深い。
『幾世の鈴』も楽しみ!