本の虫のミノ "あの星が降る丘で、君とまた出..." 2026年6月18日

本の虫のミノ
本の虫のミノ
@hon-
2026年6月18日
あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。
涼が両親と喧嘩した次の日、その話を百合に話した。プロサッカー選手になりたいから塾には通いたくない涼、現実を見て逃げ道を作ってほしい両親。渋々塾に通うことにした話。それを聞いた百合は、なんで諦めるようなことしたの?絶対にダメだよと長文を捲し立てた。 それを読んだ僕は嫌な気持ちになった。百合は涼と両親の会話を聞いていないのに、どんな思いで渋々塾に行くことを約束したのかも知らないのに、なぜそんなに強い言い方ができるんだって。思慮に欠けた言葉だと思った。 しかしその先を読んでみると、どうしてあんなきついことを言ったのか理解できたと同時に、百合にそう思ってしまった罪悪感を起こしてしまった。僕も戦時中の社会を経験したら百合と同じ行動をするだろうか。 と考えてはみたものの、それでもあの百合の言葉には傷ついてしまったな。まだまだ子どもだな僕も。
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