
masaki
@masaki-yamasaki
2026年6月19日

読み終わった
読むのにかなり時間がかかった。(READS見ると約2週間)
読めていたかもかなり危うい。
あとがきを最後に読んで、少し腑に落ちる。
これは著者の、人類学という学問分野への懐疑が、その膨大な知量に基づいて、織り交ぜられているからか。
何より、解釈的なワードで、ずっと解釈のような話が展開していくので、一つワードの意味を読み落とすとついていけず、辞書的に振り返らないとならない。
人類学が専門な方なら自明なワードなのかもしれないが、哲学者の哲学本であれば、だいたい、章か節の始めに、「〜は、〜であった」というような、解釈やワードの説明を何度もしてくれるので、そこで意味を理解できるのだが、それが少ない。
それに、この本は、研究者の研究方法の考え方を主なテーマにしているように思え、自分は、この本を読む前に、研究方法として、外在から内在へ、と視点を変える必要性をメモしていたので、とてもその部分については、共有できた部分もあったのだが、これが、専門や研究に普段関わらない人が、軽く理解して腑に落ちてしまう人がいたら、すごいなと思った。
帯と本文最後に書かれている「バラせか」は、編集部からのセールスワード感がある。
あと、これの一つのテーマである、人類学の、私たち(西洋)から、彼ら(未明)を見ることへの根本的な悩みは、
都心部にいながら、地方創生を検討することのジレンマに、どこかしら似ている感を感じた。