
かのこ
@ta_kanoko
2026年6月19日

サーカスの夜に
小川糸
読み終わった
舞台がサーカス団なだけあってファンタジーの色が強く、登場人物がスマホを差し出してきたときはびっくりした。現代の話なのか。
サーカス団のみんなが、突然やってきた主人公のことをあたたかい目で見守っている雰囲気が読んでいて心地よかった。
主人公を含めてみんな優しくて、でもみんな心に影を背負いながら生きている。それぞれが自分の影の部分と戦いもがきながら生きている。(そのもがきは決して他人には見せない。とても気高いと思う)だからこそ、彼らは他人に優しくできるのかもしれない。
わたしは、愛情も「ギブアンドテイク」だと思っている。自分から差し出すほうが先だ。他人から優しくされたいなら自分から動き出す。その働きを評価されて、人が寄ってくる。ここの主人公のサーカス人生はまずは便所掃除から始まった。この精神を忘れないようにしたい。
